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「おい、横すんな」について。

「横」とは・・・




「横」とは概ね、 「横殴り」・「横狩り」・「横取り」 の3つをまとめて指す。

いずれもあまりイメージの良いものではなく、ある種の攻撃行為と見なされることもある。


「横」と言う行為を意図的に行うプレイヤーのことは俗に「横師」と呼ばれ、大概は嫌われている。


ただし、「横」という言葉が広く定着しているのはネトゲ界広しと言えど、メイプルストーリーぐらいのものとも言われている・・・。









以下、具体的に「横」とは何なのか?何故メイプルで「横」は嫌がられるのか?について書く。















「横殴り」とは先に誰かが攻撃しているモンスターを攻撃すること。


ゲームシステム上、モンスターに与えたダメージによってもらえる経験値が変わるため、

途中で誰かに攻撃されるとその分獲得経験値が減ることになる。

また、そのモンスターに最もダメージを与えた人が優先的にドロップアイテムを拾えるようになっている。

要は「横殴り」されると、本来得られるはずだった経験値もアイテムも得られなくなる(または取り分が減る)といった事態が起こり得る。



結果として、苦労の割りにもらいが少なくなるために嫌がられることになる。






いつもと同じ時間、同じだけ働いたのにもらえる給料やお小遣いがいつもより少なかったら嫌じゃない?

ってことだ。


















「横狩り」とは、平たく言うと先に誰かが狩っているMAPにいるモンスターを狩ること。





これをされた人は大まかに


「次にそこ狩ろうとしてたのに!」

「俺が使っているMAPだから他所にいってくれ。」

「ここはMAPが広いしあんまり気にならない。」

「見知らぬ人が無言で近くで狩っているのは気持ち悪い・・・。」



大体このような気分になるだろう。







実際には気分的な問題だけで、実害がないパターンもある。

しかし何故「横狩り」が嫌われるかをゲームシステムを踏まえた上で説明すると、





まずひとつのMAPに沸くモンスターの数というのは決まっている。

実際のゲームでは1つのMAPに二人以上のプレイヤーがいると、一人のときよりも多くモンスターが沸くようになっているが、

ここでは説明を簡単にするためにその法則を無視している。





そしてもうひとつ、沸き間隔というものが存在する。

メイプルではプレイヤーにモンスターが狩られて、MAP上のモンスターが減ったあと、

一定時間(およそ7~8秒)ごとに減った分のモンスターが補充されるようになっている。

この間にMAP上の全てのモンスターを殲滅すると、しばらくモンスターが全くいない状況になる。




例えば、20匹のモンスターが出現するMAPがあるとして、

沸き間隔中に15匹のモンスターを狩れるプレイヤーが二人いたとすると、

それぞれが10匹ずつ狩った時点でモンスターがMAPにいなくなる。

結果、二人のプレイヤーは普段よりも狩れるモンスターが5匹ずつ減ってしまい、

本来ならあと5匹のモンスターを狩っているはずの時間に、何もすることがなくなってしまう。









一人ならば存分に効率を出せるところが、二人になると効率が落ちてしまう。

これが「横狩り」の嫌われる主な理由である。











また「横狩り」と似ているが少し趣きの違うものとして、「通りす狩り」「分担狩り」と呼ばれるものがある。








「通りす狩り」は「横狩り」の一種のようなものである。

狩り場であるところのMAPは同時に通り道でもあることが多い。

後から来たプレイヤーが、自分の進行方向上のモンスターを倒しながら先へ進むことを「通りす狩り」と呼ばれる。



比較的、メルが不足しがちな序盤や、敵から受けるダメージが一気に膨らむ終盤でよく見受けられるように思う。



敵からダメージを受けるとHP薬で回復せざるを得ず、結果メルの消費に繋がる。

メルを余計に使うことになるのは誰にとっても嫌なもの。

特に「通りす狩り」を行うプレイヤーにとってメルが減っていくのは深刻な問題であったりする。

貧すれば鈍する。メルがなくなると狩りを行うことすら出来なくなってしまうからだ。





こういった理由への配慮もあり、また「通りす狩り」の狩りへの影響の少なさから、容認または黙認されることが多い。




稀にこの辺の心理をついて、嫌がらせ目的で意識的に相手にとって邪魔になるように「通りす狩り」を行い、

何か言われるより先に次のMAPに逃げるようなタチの悪いプレイヤーもいないではないが。










「分担狩り」とは「横狩り」とはまた大きく意味合いの違うものである。

先ほどの例のように、モンスターの少ない、狭いMAPで多人数で狩るとそれぞれの効率が落ちる場合と違い、

(あるプレイヤーにとって)一人で狩るには広すぎるということになるMAPもある。




先ほどと同じように沸き間隔あたり15匹のモンスターを狩れるプレイヤーが2人。

ただしMAPに40匹のモンスターが沸く、といったようなパターンである。

二人のプレイヤーが全力で狩ってなお、10匹モンスターがあまる。

お互いがともに本来の力を存分に出せるのだ。






また、多人数で狩ることにより「自分は左、相手は右」といった場所の分担をすればそれぞれの移動距離が通常の半分になる。

人数が増えればMAPに沸くモンスターも増えるので本来以上の効率を見込めることもある。

自分と相手の狩り効率が同程度なら、グループを組むことでグループボーナスが見込め、より効率を伸ばすことも出来る。

同MAP内に3人以上ならばアイテムドロップ率のアップが見込め、5人以上になるとさらにアイテムドロップ率が上がるのも

多人数狩り、またはグループ狩りの大きな利点だ。





これが「分担狩り」。








ただ、「横狩り」・「横」として見られることもあり、嫌なイメージを持つ人は多く、

相手が何も喋らないと不気味だったり落ち着かなかったりするので、最初に一言、

「一緒に狩ってもいいですか?」などと聞くことで、より気持ちの良い狩りを行えるだろう。

一期一会。

例え分担狩りを行う方が効率のいい場合だとしても、断られたら素直に引くのもマナー。



やりようによっては「分担狩り」は、相手に嫌がられる「横狩り」ではなくなると言っていいだろう。














そしてもうひとつ、「横取り」とは誰かが倒したモンスターのドロップアイテムを奪うことを指す。

また狩り場自体を奪うことも、厳密に言うなら「横取り」に当たるだろう。




「アイテムの横取り」は、単に倒したあと拾われずに落ちていたアイテムをとったり、

同時に「横殴り」を行い先に狩っていたプレイヤーよりも多くモンスターにダメージを与えることでアイテム取得の優先権をかっさらうことを言う。



「狩り場の横取り」は、大きく分けて、

先に狩っていたプレイヤーが狩り場で休憩している間に違うプレイヤーが来て狩り始め、

先に狩っていたプレイヤーがそこに戻ってきて喧嘩になり、それぞれが狩り場の優先権を主張するパターンのものと、


もうひとつ、後から入ってきて、超火力、また多人数による狩りでモンスターの独占を行い、

先にいたプレイヤーの狩れるモンスターを奪い、引いては先にいたプレイヤーを追い出す(追い出そうとする)パターンのものがある。








これらは大抵、直接被害者側に損害をもたらす。

レアアイテムを誰かに取られたときのショックは言うまでもなく、

人気の高い狩り場を「横取り」されたとあらば、また空いた場所を探すのも一苦労だ。








ただ、ひとつ微妙なものが、

休憩していた人と、後から来て狩っていた人、どちらにMAPの優先権があるか?ということである。

個人的な見解を言えばどちらにもMAPを独占する権利はないんだろうが。

狩り場に先にいた人にMAPを独占する権利がある、というのはネクソンも規定していない。




では何故上のようなルールがメイプルで定着しているのか?

恐らくまず、ひとつの狩り場に二人以上のプレイヤーがいると大抵いざこざが起こる。

そのため、いざこざを避けようとプレイヤー同士が考えた極めて「日本的なルール」であるのではないか?







海外では「横」の概念が薄いんだとか?実際に行って体感したことがないのでなんとも言えないが。




これは聞いた話であるが、海外的な考えならひとつの狩り場に二人以上のプレイヤーがいる状態になっても、

個々にその状態が損か得かを考え、損となれば狩りをやめるなりchを変えるなりし、

影響がなければ狩りを続けたり、さらにそれが得とあればスムーズに分担狩りに移行する。

そういう非常に合理的な行動をとっているんだという。









少し話しは変わるが、



電車やバスできっちりと列を作り、先に並んでいた人から順番に座っていくというのは日本において常識的な考えだが、

これはあまり海外では通用しないんだとか。

先に並んでいたとかは関係なく、横から割って入っても座ったもん勝ちというのがよくあるらしい。




自分が座るという自分の利益を優先させず、先に来ていた人はそれなりの時間立って待っていて疲れているんじゃないか?

みたいに考えるのはかなり日本人っぽい性質のようだ。

これを「日本人の美徳」と捉えるか「のんきなお人好し」と見るかは人それぞれだろうが。









閑話休題。

先に狩っていたプレイヤーにその狩り場の優先権があるというルールは、個人的に、非常に日本らしくて良いと思う。

「お人好し」どころか、より合理的な手段があるのにやらない「馬鹿」のように見られることもあるだろうが。






では先ほどの例のように、どちらも狩り場の優先権を主張した場合はどうするか?

これはまた個人的な考え、というかやり方になるが、

私の場合、少しでも休憩して離れる場合などは優先権は放棄したつもりで休憩に入る。

休憩から帰ってきて誰かいるようなら、他のchを探すか、または思い切ってグル狩りなどを申請するようにしている。






はっきり言って、お互いに自分の利益を主張しあったところでおさまるものではない。

どちらかが折れるか、或いは可能ならばどちらにとっても有益な形を提示するのがより賢明。

お互い折れずに言い争うのが一番時間の無駄である。







まぁそもそも、こういったいざこざの起こりやすい人気狩り場ってのがあんまり好きになれないんだけどねぇ。

こういうやり方が日本人的で、また自分の性に合ったやり方だろうと思う。

勿論、どういうやり方がその人の性に合っているかは、その人それぞれだろうが。







__________________________________________________________________________










「横」がどういったものなのか、また何故「横」が嫌われるのか、お分かり頂けただろうか?



「横」とはメイプルストーリーというゲームのシステム上、切っても切れない問題なのだ。







ただし、「マナー」を考えることで解決出来ることもある。

最近のJTのCMに、「マナーとは気づき、考えること」とある。

いいこと言う。






「横殴り」も時と場合によっては

「強敵に苦戦していたら、見知らぬ通りすがりの誰かが助けてくれた。」

となることもあるし、





「横狩り」も時と場合によっては

「普段より高い効率が出せた。」

となることもある。




「横取り」は、、、どんな時と場合でも嫌なものだろうが。









「横」にあったとしても慌てず、

自分と相手、どちらの言い分が正しいのか、

自分はどういう結果を望み、その為に何をするのか、

どういう手段なら場に起こった問題をさくっと解決出来るのか、無駄な争いを避けることが出来るか、

よくよく考えてみてほしい。







そして、この記事が少しでも問題の解決に繋がるヒントにでもなれば幸いだ。













テーマ : メイプルストーリー
ジャンル : オンラインゲーム

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Author:ぐんじょお


メイプルストーリーぽぷら鯖で
ぼちぼち活動していた投げ賊

PSO2 ウル鯖にて活動開始!

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